入れ歯・義歯
「入れ歯だから仕方ない」と、あきらめていませんか?
「入れ歯が痛くて噛めない」
「食事のたびに入れ歯が動く」
「硬いものを避けるようになった」
「話していると入れ歯が外れそうで気になる」
「見た目が気になって、人前で笑いにくい」
「何度作り直しても、しっくりこない」
そんなお悩みはありませんか?
入れ歯は、失った歯を補うためだけのものではありません。
食べる。話す。笑う。
毎日の生活を支える、大切な「からだの一部」です。
さわざき歯科医院では、院長が長年、義歯治療に力を入れて取り組んできました。
入れ歯でお困りの方に、
「もう一度、自分の口で食事を楽しんでいただきたい。」
そんな思いで、一人ひとりのお口に向き合っています。
入れ歯は、作れば終わりではありません。
入れ歯というと、
「型を取って、作って、入れれば終わり」
と思われるかもしれません。
しかし、実際の義歯治療はそれほど単純ではありません。
- お口の中の形
- 残っている歯の状態
- 顎の骨や歯ぐきの状態
- 噛み合わせ
- 舌や頬の動き
- 口を開けたり、話したり、食べたりしたときの筋肉の動き
こうしたさまざまな条件を考えながら、入れ歯をお口になじませていく必要があります。
そして、新しい入れ歯を装着した後の調整も非常に大切です。
当院では、
「入れ歯を作ること」ではなく、
「その入れ歯で食べられること」
を治療の目標にしています。
院長が大切にしてきた義歯治療
歯科治療には、むし歯、歯周病、矯正治療など、さまざまな分野があります。
その中でも院長が長年大切にしてきた分野の一つが、義歯治療です。
特に入れ歯は、お口の状態によって設計や調整の方法が大きく異なります。
「どこが痛いのか」
「なぜ動くのか」
「なぜ噛めないのか」
単に痛い部分を削って終わりにするのではなく、原因を考えながら調整していくことが重要です。
長年入れ歯を使っている方。
初めて入れ歯を作る方。
現在の入れ歯が合わず困っている方。
どうぞご相談ください。
「今の入れ歯が合わない」というご相談でも構いません。
必ずしも、最初から新しい入れ歯を作る必要があるとは限りません。
現在お使いの入れ歯を拝見し、
- 痛みが出ている場所
- 入れ歯の安定性
- 噛み合わせ
- 歯ぐきとの適合状態
- 残っている歯の状態
- 入れ歯の摩耗や破損
などを確認します。
状態によっては、現在の入れ歯を調整することで使いやすくできる場合もあります。
一方で、長期間の使用で形が合わなくなっている場合や、噛み合わせが大きく変化している場合には、新しい入れ歯をご提案することもあります。
まずは、
「この入れ歯、何とかなりませんか?」
というご相談からお気軽にどうぞ。
総入れ歯も、部分入れ歯も。
すべての歯を失った方の総入れ歯。
一部の歯を失った方の部分入れ歯。

総入れ歯

部分入れ歯
総入れ歯でも部分入れ歯でも、義歯治療では
「噛めること」
「できるだけ痛くないこと」
「安定すること」
「残っている歯をできるだけ守ること」
「自然な見た目を考えること」
が大切です。
特に部分入れ歯では、入れ歯そのものだけでなく、残っている歯をどのように守るかという視点も重要になります。
今ある歯と入れ歯を一つのお口として考え、長く食事を楽しめる状態を目指します。
「もし自分が歯を失ったら」と、院長自身も考えることがあります。
歯を失ったときの治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラントなど、いくつかの選択肢があります。
どの治療が適しているかは、お口の状態や残っている歯、全身の健康状態、年齢、生活スタイル、そして患者さんご自身のご希望によって異なります。
当院では、その中でも院長が長年取り組んできた義歯治療を大切にしています。
院長自身も、
「もし将来自分が歯を失ったら、
費用がかかっても、よく噛めて快適に使える義歯を選びたい」
と考えています。
これは、自由診療の義歯をおすすめしたいという意味ではありません。
また、インプラントを否定するものでもありません。
長年、義歯治療に携わってきた歯科医師として、義歯もきちんと検討する価値のある治療方法の一つだと考えているからです。
保険の入れ歯にも、自由診療の入れ歯にも、それぞれの役割があります。
当院では、保険診療の義歯も日常的に製作しています。
保険診療では使用できる材料や設計などに一定の決まりがありますが、費用を抑えながら歯を失った部分を補うことができる、大切な治療方法です。
一方で、
「もう少し装着感にこだわりたい」
「できるだけ違和感を少なくしたい」
「入れ歯の厚みが気になる」
「見た目にも配慮したい」
など、患者さんによって義歯に求めるものは異なります。
そうしたご希望がある場合には、自由診療の義歯という選択肢もご説明しています。
最初から自由診療を前提にするのではなく、まずお口の状態を診査し、患者さんが何を大切にされているのかを伺ったうえで、一緒に治療方法を考えていきます。
金属床義歯という選択肢
基本料金 500,000円(税込550,000円)

金属床義歯(総入れ歯)

金属床義歯(部分入れ歯)
金属床義歯は、義歯の主要な部分に金属を使用する自由診療の入れ歯です。
保険診療の義歯とは、使用できる材料や設計の自由度などが異なり、お口の状態やご希望に応じた設計を検討することができます。
「入れ歯の装着感について、もう少し選択肢を知りたい」
という方には、保険の義歯との違いも含めてご説明します。
ノンクラスプデンチャーという選択肢
基本料金 300,000円(税込330,000円)
部分入れ歯では、金属の留め具(クラスプ)が見えることを気にされる方もいます。
ノンクラスプデンチャーは、目立つ金属製のクラスプを使用しない、または目立ちにくくすることで、見た目に配慮した自由診療の部分入れ歯です。
ノンクラスプデンチャーは、目立つ金属製のクラスプを使用しない、または目立ちにくくすることで、見た目に配慮した自由診療の部分入れ歯です。

ノンクラスプデンチャー
金属のクラスプ(留め具)あり
ノンクラスプデンチャー
特に、
「笑ったときに入れ歯だと分かるのが気になる」
「前歯に金属の留め具が見えるのを避けたい」
など、見た目を大切にしたい方に検討していただける選択肢の一つです。
大切なのは、「どの入れ歯が一番高いか」ではありません。
高価な義歯だから、すべての方に適しているわけではありません。
自由診療だから必ずよく噛める、違和感がなくなる、というものでもありません。
お口の状態によっては、保険診療の義歯が十分に適している場合もあります。
また、自由診療の義歯にも、それぞれ特徴や限界があります。
だからこそ当院では、
「どの入れ歯が高いか」ではなく、
「その患者さんには、どの入れ歯が合っているか」
を大切にしています。
インプラントという選択肢もあります。
当院では現在、インプラント治療は行っていません。
しかし、インプラントも歯を失った場合の治療方法の一つです。
インプラントをご希望の場合や、インプラント治療が選択肢になると考えられる場合には、信頼できる歯科医療機関をご紹介することもできます。
入れ歯にするか。
インプラントにするか。
まだ決めていなくても構いません。
それぞれの特徴を知ったうえで、ご自身が納得できる方法を選んでいただくことが大切だと考えています。
入れ歯で大切なのは、作った後の「毎日」です。
入れ歯は、完成した日に評価が決まるものではありません。
毎日の食事で使う。
人と話す。
笑う。
旅行に出かける。
そうした日常生活の中で使い続けるものです。
だからこそ院長は、義歯を単に「失った歯を補う装置」とは考えていません。
入れ歯を作ることが目的ではなく、
その入れ歯で「食べること」を支える。
保険診療でも、自由診療でも、この考え方は変わりません。
- 今使っている入れ歯が合わない方
- 初めて入れ歯を作る方
- 保険と自由診療の違いを知りたい方
- インプラントと迷っている方
まずは現在のお悩みと、ご希望をお聞かせください。
一緒に、これからのお口に合った方法を考えていきましょう。
さわざき歯科医院
院長 沢崎 和久
COLUMN
実は院長、学生時代は「義歯」が苦手でした。
今でこそ義歯治療に力を入れている院長ですが、東京医科歯科大学の学生だった頃、実は義歯があまり得意ではありませんでした。
義歯の実習では、大学院を修了したばかりの若いインストラクター、S先生から、
「沢崎君、ここは違う」
「ちゃんと考えてやらないと」
と、いつも叱られていました。
決して「義歯の優秀な学生」ではなかったのです。
むしろ、苦手な学生でした。
それから40年。
院長は歯科医師となり、毎日の診療の中で数多くの義歯と向き合うようになりました。
「痛くて噛めない」
「入れ歯が動く」
「何度作ってもしっくりこない」
そんな患者さんを診るたびに、
義歯は奥が深い。
学生時代には分からなかった、その難しさと面白さを感じるようになりました。
そして気がつけば、義歯について本を読み、勉強し、セミナーに参加するようになっていました。
そして、あの先生は……
学生時代、院長をいつも叱っていた若きインストラクターのS先生。
その後、母校の教授になられ、現在は名誉教授。
今でも時折、義歯のセミナーで講師をされています。
もちろん院長も受講します。
40年前は、教室で叱られる学生とインストラクター。
今は、セミナー会場の受講生と講師。
熱心に講義を聞く院長を、S先生は40年前の厳しい顔とは違う、優しい笑顔で迎えてくださいます。
ただ、その目はこう語っています。
『学生時代に、このくらい熱心だったらねー。』
……まったく、その通りです。
40年前の「苦手」が、今では大切な診療の一つになりました。
不思議なものです。
学生時代に得意だったことが、そのまま一生の仕事になるとは限りません。
反対に、苦手だったからこそ、
「もっと知りたい」
「なぜうまくいかないんだろう」
「どうしたら、もっと噛めるようになるんだろう」
と考え続けることもあります。
院長にとって、義歯はまさにそんな分野でした。
大学を卒業して40年。
今でもセミナーに出れば、新しく知ることがあります。
新しい材料や技術も出てきます。
そして何より、一人として同じお口の患者さんはいません。
ですから、義歯の勉強に「もう十分」はありません。
学生時代の院長が今の姿を見たら、おそらく驚くでしょう。
そして、当時のインストラクターのS先生には、
「遅いよ」
と言われるかもしれません。
それでも、40年前に叱られながら教えていただいたことが、今の診療につながっています。
苦手だったからこそ、学び続ける。
そして学んだことを、
「入れ歯が痛い」
「噛めない」
「もう少し食事を楽しみたい」
という患者さんのために生かしていく。
それが今の院長にとって、義歯治療に向き合う一つの原点になっています。
入れ歯を作ることが目的ではありません。
その入れ歯で「食べること」を支える。
40年前には、まだそこまで考えていなかった学生も、
今では、そう考えながら義歯を診ています。
そして、S先生以外にも、いろいろな先生のセミナーを受けながら――
「学生時代に、もう少し真面目にやっておけばよかったなあ」
と思っています。




